義理の親が亡くなった際、義理の弟夫婦が自分の主張ばかりをして人の話を聞かない状態でした。
義理の弟の嫁がお寺の娘で知識だけはあるので、これはこうするあれはああやる、と口出しをしてくるのみで結局やるのは私たち夫婦ばかりに押し付け状態でした。
お金の面も全て私たち夫婦の負担でした。

口出しするなら手を貸すべきで、何もしないなら黙っていればいいと思いました。
当時私は妊娠中でしたので、子供がいない義理の弟夫婦も「自分の親」のことなので
もっと積極的に手をかしてくれるべきと思いましたが、考え方が古いのか
私たち夫婦が「跡取り」「本家」という主張をしてきました。
私は体を動かしすぎで切迫早産になりかけました。
法律上では子供は平等であるので、「長男」とか「跡取り」とか関係ないことを知らないのかと思いました。

残念ながら弟夫婦との問題は完全に解決はしていません。
当時、弟夫婦が一方的に主張し腹を立てて帰っていきました。
今現在こちらからは連絡をとる義理がもうない状態です。
当時私たち夫婦だけ残されていろいろ進めるのは難しかったのですが、
幸い義理の親の親戚の方々が良い方たちばかりで、城東で通夜、葬式を営む際は助け舟を出してくれたのでとても助けられました。
まだ世間をよく知らない私に対しても、とても丁寧に物事を教えてくれて
こういうことを義理の親が亡くなる前に教えてもらうべきだったんだと痛感しました。

義理の家族は所詮「他人」です。
いろいろな考え方や価値観が違って当然です。
無理に合わせようとせず、また無理に合わせてもらおうとせず
割り切った考え方をして次に進んだ方が精神的に楽になります。
ただでさえお葬式なので悲しい場面なのに、余計なことで悩まされては
負の方向へ進んでいくのみになります。
その姿勢をみて「残酷だ」とか「鬼嫁」とか言いたいことをいってくる方が
いるかもしれませんが、周りの意見に振り回されず自分の信念を強く持ってください。