先週、家族葬を松原で執り行いました。

すでに仕事はリタイアしていましたが、生前とても交遊関係が広く、趣味も多い父で、訃報は親戚や親しい友人知人の方、仕事関係で関わりの深かった方、ご近所さんなど思いつく方がたにお知らせし、葬儀日程もお伝えしました。お知らせした方々の人数プラスアルファということで150名くらい収容できる会場を押さえて臨みましたが、実際蓋を開けてみるとさらに50~100名の方がお越しになり、会場の方に無理をお願いして慌てて椅子を追加したもののそれでも足らず立って列席くださる方々もいらっしゃるような状況になり、式の間中、ずっと遺族後方の様子が気になって仕方がありませんでした。

ご焼香くださる方々の中にはもちろん見知った方々もいらっしゃれば、母を始め家族が誰も知らないような方々もいらしておまけにさめざめと涙を流してくださっていたりもして、我々の知らない亡き父の交遊関係を知ることとなりました。

なんとかキャパオーバー、時間オーバーで終了し、遺族はなかなか大変でしたが、きっと亡き父は喜んでいるだろうとのことでまずは無事に終えたことを安堵したのですが、お葬式というのは実際に何人きてくださるかわからないのが大変だなぁとも実感しました。

大きすぎる会場を押さえてスカスカというのも悲しいですし、こればかりは葬儀場の方も日々対応に苦慮されているとのことでした。