祖母が亡くなった時の事です。
丁度なくなりました、その翌日に、親戚の静子さんがやってきました。
そして、昨日夢の中に祖母が現れたといのです。そして夢の中で、葬儀の時に着る着物とメイクについてお願いされた、と言っていました。
親族は早速静子さんの話を葬儀屋さんに伝えて、夢の中で祖母が言った通りの祖母の着物を着せることに決めました。その上で御朱印のある衣をかける、ということも夢の中で言われた通りに整えました。
ヘアメイク、お化粧も、親族で心を籠めて整えました。
こじんまりとした家族葬を大阪で行いました。
祖母の子供たちは、誰も、祖母の夢を見ませんでしたし、声を聴いた者もいませんでした。
しかし、親戚の静子さんは、祖父の時にも、声を聴いた、と言っていました。
祖父の時には、特に依頼はなかったようですが、祖母は夢の中に現れて、しっかりとメッセージを託したようです。
お葬式、それは最後のお披露目であり、最後の門出なのかもしれません。
お通夜で故人について語り合い、告別式で最後の門出を見送りました。